君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

NEW!原発ゼロで安心して暮らしたい |君嶋ちか子|前県議会議員

2026年3月30日

●残念ながら第15回を数えてしまった「原発ゼロへのカウントダウン集会inかわさき」。

2011年のあの恐怖から実に15年目。もっと早くに原発にはさよならを告げられると思っていました。

ところが政府の態度は次々と後退し、2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画は、あの事故以降掲げていた「原子力発電への依存度をできる限り低減させる」という文言を削除し、「原子力を最大限活用する」とまで明記してしまいました。電力需要の増加と脱炭素化を理由としています。

でも原発は人間がコントロールできないことはこの15年間が示しています。脱炭素化を言うなら何といっても再生可能エネルギーです。この分野は政治が本気になれば、転換は可能です。ところが足踏み状態を余儀なくされており、その理由はいくつかありますが、原発・火力発電などの電力を優先する送電システムなどが大きなネックになっているのではと考えています。

福島の事故を知ったドイツは即座に脱原発を決断し、2023年4月15日原発ゼロを鮮やかに実現しました。それに比べて日本のこのありさま。

●ところで、この日の舞台メインのゲストは、フクシマ伝言館事務局長の丹治杉江さんと新潟国際情報大学の佐々木寛教授。

フクシマ伝言館は、県立の東日本大震災・原子力災害伝承館と混同されがちとのことですが、こちらは「福島第一原発事故の惨禍と教訓を在野の目線で伝える」としています。

丹治さんは「動く風評被害」と言われていると笑っていましたが、汚染土・「処理水」と言われる汚染水の海洋放出・甲状腺がんの増加等々、福島の原発事故は終わっていないどころか進行中であることを、リアルに語っていました。

●佐々木教授は、柏崎苅羽6号機をついに再稼働させた東電、その背中を強く推した自民党政権、これら責任を取らない人たちの実態を告発。6号機は再稼働直後から早くもトラブルが発生しています。

また、原子炉内の大量のデブリの回収も未着手。故郷に帰れない人たちが未だ2万6000人超。やはり終わっていない原発事故。こんな中で原発を最大限活用と謳う政府の異常。

私は、仮に事故が起こらないとしても、原発労働者の避けられない被曝、核廃棄物の安全な処理方法が確立していない、この二点から、人類と原発は共存できないと確信しています。原発を正しく恐れ乗り越えることは、日本社会の大きな課題だと考えています。(2026.3.15)

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