●川崎フラワーデモは5年前の3月11日にスタートしました。ですからこの日は、5周年記念の日となりました。
●この間、全国のフラワーデモも後押しをする形で、刑法改正を実現し不同意性交罪を成立させました。
芸能界やマスコミで闇の中に隠されていた性暴力が、明るみに出されるようにもなりました。
大きな出来事は、ジャニーズ事務所の中で日常化していた性暴力の一端が明らかとなり事務所は社名変更を余儀なくされ業務内容も限定的になったことでした。被害者の補償も進められています。
中居問題では、彼個人の認識や行為の問題にとどまらず、フジテレビの構造的な問題と言える女性アナへの不当な扱いも一定明るみに出され、中居氏も表舞台から去りました。
性加害が驚くほど広範囲で存在していることを知らされました
伊藤詩織裁判や五ノ井里奈裁判が、本人の顔と名前を明らかにして行われたのも、大きな変化でした。勇気ある彼女らによって歴史が歩を進めたのでした。
声を挙げれば事態は変わると実感した5年間でした。
●(被害者となることが多い)女性自身の認識もこの5年間でずいぶん変わりました。
これまでタブー視され素通りしてきたことも少なからずあったと思いますが、「○○を口にしていいんだ」とか、ここは「あえていうべき」などの経験は増えてきたと思います。フラワーデモの中で「ようやく被害経験を口にできた」という方もいらっしゃいました。
私自身は、性暴力がどれほど深い傷となるか、またどれほど長い間その傷に支配されるか、これらをフラワーデモの中でも実感することとなりました。
●地域でやり方は異なると思いますが、川崎のフラワーデモはマイクを使わず、プラスターを掲げながらのスタンディングです。
そしてスタンディング終了後に、小さな輪になって、短時間ですがそれぞれの思いを語ります。もちろん語りたくない方もそれは自由。
出来事の報告もありますし、ジェンダーに関わる怒りや嘆きや嬉しいこと等々、語りの内容は多彩です。
この短時間の語りは、私にはとても良い学びの場となっています。
「フラワーデモは役割を終えた」と言える日まで、このデモは続くでしょう。(2026.3.11)



5周年を迎えた川崎フラワーデモ |君嶋ちか子|前県...
日本の「女性の休日」 |君嶋ちか子|前神奈川県議会議員
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