●県議会の新しい任期初めての本会議が11日に行われました。
選挙で負けた私は、悔しいことにこの場にはいられません。でも大いに気になります。
これまで5人だった県議団が2人になったわけですから、その2人、大山さんと木佐木さんの奮闘に期待しつつ、応援しなければと思うのです。
●まず控室が変わります。人数に応じた広さとなりますから変動の度に入れ替えや工事が必要となります。
その工事のために9日に仮の部屋に引っ越しをしました。仮住まいの間、神奈川ネットと同じ部屋で、衝立で仕切ることになります。工事が終わるのは少し先ですが、4年間窓がある部屋が使えるかどうか気になるところです。
●2人しかいないので、交渉会派とはなりません(交渉会派は4人以上が要件)。これは大きな変化で、できることが限られてしまいます。
非交渉会派は、代表質問ができません。一般質問のみとなります。しかも一般質問も4年に3回ぐらいとなる見込み(以前、共産党議員が1人だったときは4年に一度しか本会議質問ができませんでした)。
私たちは、交渉会派であった時も、少数会派にももっと質問の機会を保障することを求めてきました。
●議会運営委員会に入ることができません。
議運は議会運営の要ともなりますが、非交渉会派はオブザーバー参加となり、発言は許可を得て初めて可能となります。
●細かなことでは、交渉会派には、県職員による受付があり、これまで私たちも随分お世話になってきました。様々な取次や手配を行っていただきました。この配置が非交渉会派にはありません。
●意見書提案ができるかどうかも危ぶまれましたが、今回意見書提案が非交渉会派でも可能との確認が得られ、大山議員とも喜んだところです。
意見書は、これまでも大きな役割を果たしてきました。私たちが、神奈川県議会として国や国会に求めるべきとした意見書の提案が呼び水となって、ほぼ同内容の自民党の対案が出され、結果的に県議会全会一致で意見書案が可決されたことが少なからずありました。少人数学級の実現求める意見書などがそれでした。
質問回数も時間も限られる中で、意見書案提出も含めあらゆる方法を駆使して、県民の要望実現のために奮闘することが求められています。
ちなみに質問ができない定例会ごとに文書質問ができます。少数会派でも頑張ってほしい! (2023.5.11)