●いよいよ地方選挙告示日を迎えました。4年間もあっという間、年が明けてからも、あれよあれよという間にこの日になってしまった気がします。
県会議員選挙中原選挙区は、4人が立候補。数的にはこれまでと変わりませんが、維新の位置づけがこれまでとは違っています。国政選挙のデータなどからいえば、共産党は議席に届きません。
4月9日の投票日までにこの図式を変えなければなりません。
●出発式を10時から事務所前で実施。
はたの君江前衆院議員、おおば裕子市議、市古次郎市議も駆けつけてくれました。
私は出発前のあいさつでは、やはり「共産党の議席の価値」を語りました。この価値を手放すことは、神奈川県政を県民の手に手繰り寄せるという点において、率直に言ってマイナスだと思いますから。
県民に冷たい現県政の議案に、少なくともこの8年間100%賛成してきた他の会派の議席では、県政を変える仕事はできません。
また、多くの人が望む教育予算の拡充求める請願や人権の基本課題でもある選択的夫婦別姓制度を求める陳情などを、ことごとくはねのけてきた他の会派の議席には県民の要望に寄り添うことはできません。
自治体の役割をフルに発揮させる神奈川県を目指して、共産党の議席を必ず!
同時に「平和を守るのは軍備ではなく政治の仕事、戦争に至らせない政治の力が命を守る」ときっぱりと主張するのも共産党の議席です。このことをどうしても伝えたく、出発式でも語りました。
●この後おおば裕子議員と市古次郎議員の出発式を経て、午後から宣伝カー。印象的な出会いがいくつもありました。
武蔵小杉駅北口の演説では、介護の仕事に従事している方が、最後まで話を聞いてくれました。終わって駆け付けると「介護労働者の労働条件がひどすぎる。このままでは介護の仕事に就く人がいなくなってしまう」との悲鳴にも似た訴えが。
先日の平和公園でのシールアンケートの際にも切実な訴えがありました。教師・保育士などと同様に大切な仕事が追い詰められています。必ず事態を変えなければ。
NEC前の演説の折には、やはり終わりまで聞いてくれた青年が「去年から岸田政権のやり方には疑問を持つようになった。共産党の考えを聞きたいと思った」とのこと。平和に対する疑問や不安は、若い方にも多いことを先日の平和公園でも実感しましたが、この問題も切実です。
●この日は証紙チラシも100枚以上配布することができ、車からの反応も良く、気持ちよいスタートとなりました。(2023.3.31)