君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

維新政治の大罪、この全国版を招かないために |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2022年5月11日

●有明防災公園の「憲法アピール大集会」にも心惹かれながら、私たち県議団は、毎年、神奈川憲法会議主催の「5.3県民のつどい」に参加しています。

今年の講演は、関西学院大学法学部教授冨田宏治氏による「維新政治のねらうもの、憲法と地方自治の観点から」。

●お話のポイントを以下に。

「維新政治の4つの大罪」を次のように分析。

1 熟議としての民主主義の破壊

▼ポスト真実

*世論形成に際し、客観的な事実よりも感情や個人的信条へのアピールなどにより影響力をもたせる。

*熟議の前提としての事実・真実という価値基準の崩壊。

*不都合な事実にはうそ。(安倍・菅政治は典型的なポスト真実)

▼多数決を究極の民主主義へ

 問題を単純化し、「白か黒か」の選択を市民に迫る住民投票

▼二元代表制の否定

2 くらし・いのち・教育の破壊

▼新自由主義的緊縮政策の失敗

*「財政再建」の名目で、福祉・子育て・教育・医療予算を大幅カット(7年間で1551億円)

*大阪府、年間2000億円の税収減

*7年間で6000億円の借金増

▼コロナ死者日本一の惨状

*新型コロナ初動の大失策(コロナはただの風邪、経済活動優先)

*大阪の医療崩壊の原因=医療機関の徹底リストラ、病院予算の大幅削減、府立健康科学センターの廃止、府立公衆衛生センターと市立環境科学研究所を統合縮小

*橋下徹ツイッター「僕がいまさら言うのもおかしいところですが、大阪府知事時代、大阪市長時代に徹底的な改革を断行し、有事の今、現場を疲弊させているところがあると思います。保健所、府立市立病院など。そこは、お手数をおかけしますが見直しをよろしくお願いします。」

*大阪の医師・看護師など病院職員=2007年8,785人➡2019年4,360人(50.4%削減)

*大阪の衛生行政職員数=2007年12,232人➡2019年9,278人(24.1%削減)

*大阪の保健師数=全国ワースト2(なんとワーストワンは神奈川!)

*100万人当たりの死亡者数=全国218人、大阪府515人、大阪市660人

▼教育現場の荒廃と教員の疲弊

*大阪府小中高での1000人当たりの暴力行為発生件数

 橋下知事就任時2008年度全国6位➡2014年度1位

*大阪府1000人当たりの不登校児童数

 橋下知事就任時2008年18位➡2014年度6位

3 市民の分断とコミュニティの破壊

*格差を分断に転嫁させる「年寄り」「病人」「貧乏人」に敵意を抱く「勝ち組」中堅サラリーマン層

*弱者へのむき出しの憎悪(長谷川豊「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を滅ぼすだけだ」)

*「集票マシン」へと化した大阪維新

 ・議員は一日300握手、600電話、10辻立ちのノルマ。監視役による点検。

4 平和憲法・非核三原則の破壊

*参院選と同時の会見のための国民投票を呼びかけ。

*憲法審査会再開と改憲論議の推進役

*ロシアの振興に便乗し「核共有」(松井市長「非核三原則は昭和の価値観」

「これらとどう対峙するのか」

▼政治に関心を持つ余裕を奪われた人々にどう寄り添うか。

▼生きずラサを抱えた人々にどう寄り添うか。

▼再分配を使命とする政治の本来的な優しさ。

●「徹底リストラによる命の危険さえ経験しながら、暮らしと教育の崩壊を日々抱えながら、なぜ、住民は10年以上も維新を支持し続けるのか」、これが常に私の疑問です。

この時も、質問用紙に記入しましたが、残念ながら、時間切れの対象となってしまい答えは無く。

参議院選挙で、全国的にこの大罪の行使を許してしまえば、憲法はじめ日本の破壊が現実のものになります。(2022.5.3)

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