君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

2022年度政府予算要求(その1) |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年12月29日

●毎年の政府予算要望、今年は選挙をはさみ遅くなりました。膨大な内容に亘りますが、主な点に触れます。回答を記していない項目は、殆ど変化が無かったもの。

<最初に雇用・労働分野>

1 新型コロナ感染症の影響から労働者の雇用と暮らしを守る

▼雇用調整助成金・休業支援金の特例措置の延長を求めました。

「3月末までは段階的に上限を見直しながら措置する」と回答。

休業支援金については、労働者と事業主の見解が食い違うことが珍しくはないことから、現状の事業主がコロナの影響により休業を命じたことを認めることを原則としていては、この制度を設けている趣旨を失わせてしまうことを強調。業種含め、客観的状況により判断することを求めました。

▼雇用保険失業給付金は、現在一日当たり上限額7870円、下限額1856円であり、最賃額以上(時給1040円)に引き上げることを求めました。

▼休業手当の引き上げを求めたのに対しては、「該当する場合は、雇用調整助成金の活用を」との回答。

▼コロナの中で、雇調金や休業支援金の支給に関わっても多く問題となっているシフト制について、雇用契約の際に最低勤務日数と賃金支払いを要件とするよう求めました。

「ヨーロッパなどで設けられていることは承知している。対応は必要。検討の余地がある」との回答は、やや前進。

▼増加しているフリーランスについて、実態として労働者性を有する者については、労働法や労働保険の適用を求めました。

▼コロナ家の下で一気に増えたテレワークについて、家庭を初め実施場所が事業場であることを明確にし、労災の適用を図ること、適正な労働時間管理を行うこと等を求めました。「ガイドラインの周知に努める」との回答。

2 解雇・リストラの規制を

▼リストラ・退職強要をやめさせること、大規模なリストラについては雇用対策本部を設けることなどを求めました。これは毎年の要望です。

「追い出し部屋」などの陰湿な退職強要をやめさせること。これについては強調して具体的な回答を得たかったのですが、タイミング的にできず残念。

3 ディーセントワークの推進

▼パワハラ・セクハラを許さないためにILO190号条約の批准をめざし、実効性ある国内法の整備を求めました。これもILO190号条約批准の必要性を強調するつもりだったのに、時間不足。

▼賃金・処遇における男女格差を正す

格差是正の計画を義務付けること等を求め、義務化できるように検討を進めたいとの回答。

医療・介護・保育・学童保育などで働く労働者の賃金の大幅引き上げを求めました。

▼有期雇用労働者・派遣労働者の雇用安定のために

有期雇用・派遣労働の適用は一時的・臨時的なものに限定することを求めたところ、労働契約法の入り口規制検討については十分ではなかったと回答。これも率直な指摘。

無期転換回避のための雇止めを許さないことも求めました。

▼外国人労働者の適正な働き方を保障するために

労働法制・労働保険・社会保険の適用を図ることを求めたのに対し、国内外問わず適用、度重なる違法には、書類送検も辞さないとの回答。

神奈川県でも度々取り上げている家事支援外国人労働者については、実態と法令違反などの公表を求めました。議会で求めてもなかなか公表しないことが続いています。公表を避けている訳ではないとの回答。

▼長時間労働の是正

残業時間の特例条項を廃止し、週15時間・月45時間・年360時間の上限規制を設けること、最低でも連続11時間のインターバル規制を義務化することを求めました。

▼最低賃金の引き上げを

全国一律最賃制の確立、生計費原則の下で、直ちに時給1500円にすることを求めました。

●要望事項は整理しているのですが、時間が足りず、駆け足にならざるを得ず、後から見返しても不十分だったことが悔やまれます。課題を減らすしかないのでしょうが、コロナの下で特徴的だった、フリーランス・シフト制、テレワークなど課題は増えています。。

雇用問題だけで取りあえず報告。他の分野は、また続きで。(2021.12.22)

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