君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

神奈川県予算要望書を知事に手渡す |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年11月21日

●16日、「2022年度神奈川県予算・施策に関わる要望」を知事に手渡しました。

毎年、県議団として県政に対する要望をまとめていますが、これは、結構大変な作業です。多くの分野・地域からの要望を、懇談などで把握し、それを予算要望に盛り込みます。

●要望書にどの範囲で盛り込むか、どのような求め方にするか、夏にまとまった議論をします。でもそれでは到底終わらず、それからも断続的に議論と修正作業は続きます。

分担を決め、それぞれ、必要な修正を加えたものをたたき台として提案し、議論を開始します。削除したり、新たな項目建てをしたり。そしてまた議論、という具合。

●内容は、大きな項目で11項目。具体的な項目は706項目に及びます。

大きな項目は、略称ですが、<子育て支援><教育環境の整備><社会保障と福祉><雇用と地域産業><防災・まちづくり・エネルギー><青年・女性・人権・文化スポーツ><消費者行政><平和な神奈川><県民本位の行財政運営><コロナ対策><各地域からの要望>となります。

●切実な要望に溢れ、回答をつくる県の担当者も大変だろうな、と思います。

この要望書への回答の中で、思わぬ前進を知ることもあります。私達は、議会質問や各種要望などを通じ、県行政に働きかけていますが、その要望が、ひっそりと(?)受け止められていることもあります。

いずれにしろ、普段そんなに関わらない分野も含め、幅広い把握をすることになり、とても勉強になります。

●この手間も時間もかけた予算要望、知事に直接提出できるのは、この時だけです(他の要望などは、担当部課長などが受け取ります)。知事がこの要望の重みをどこまで受け止めてくれるか、が問題ですが、提出時には、県議団それぞれが一言を添えながらポイントを伝えます。

私は、コロナで辛い思いをした自治体が、今、一番大切にしなければならないこととして、「医療体制・保健所体制の強化」を求めました。

神奈川県の病院数は336施設。人口10万人当たり3.7となり、この数は全国47位、つまり最下位です。病床数は、7万4020床、人口10万人当たり804.7。これも全国で47位です。

保健師数は1917人で、人口10万人当たり20.9人。やはり47位です。(2021.11.16)

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