●21日は、まさに宣伝デーとなりました。
まず朝7時半から定例の武蔵中原駅頭宣伝。
続いて午前中は、沼上とくみつ衆議院比例南関東ブロック予定候補とともに、5か所で訴え。
午後は、当初から予定していた毎月の私独自の街角宣伝を5か所で。
5時からは、はたの君江衆院議員が駆けつけ、再び沼上予定候補と3人での宣伝。武蔵小杉駅北口で。
「まるで選挙中みたい」と思いながら。
●「沼上とくみつ、34歳…」から話が始まります。ストーリーは明快、語り口は優しく、聞きやすい話しぶりです。「オリンピック中止の判断をして、コロナ対策に全力を」「コロナ禍の下で、病床を減らそうとする政府は許せない」など訴えました。
●私はなるべく、二人の話が重ならないようにと思いながら話しました。一瞬で通り過ぎる方が多いので、気にすることはないと言われそうですが、周囲のお店の方とか、バス停で待っていたり、一定時間聞いている方もいることを考えると、私は気にしてしまいますね。そうそう、実際足を止めてくれる方もいましたからね。
●私は県の取り組みを話しつつ国政に繋げる話として、やはりこの間のコロナ対策の限界を話しました。例えば時間短縮協力金、なぜ飲食店だけなのか、酒類停止は根拠に基づくものなのか、など不明確な点は色々ありますし、制度について実態を踏まえた改善をしたいと思っても、それがかないません。
現状では、財源の制約から国の大枠があり、県段階では如何ともしがたいことも多いため、
県議会でのやり取りも、悔しい思いを何度もよぎなくされています。
国が感染症対策の基本を施策の中心に据えれば、施策も劇的に変わると思います。
だから、コロナ対策を有効なものにするためには、政権が変わらなければいけないと思います。オリンピック開催のために、緊急事態宣言を小刻みに加減するのではなく、同様の事情のために、ワクチン接種を自治体に無理なペースで押し付けるのではなく、感染抑制を正面に据える政権であってほしいのです。
政権を変えるのに、今確実な方法は、やはり衆議院選挙で、国民の命を本気で守る議席を多くつくることです。等々。
●最近の特徴は、宣伝の際には必ずどなたかが話しかけてくることです。この日、朝一番の横須賀線武蔵小杉駅では、40代(?)の女性が、「格差問題や地球環境に危機感を持っている。共産党に頑張ってほしい」と。
夕方の武蔵小杉駅北口では、見知らぬ方が三人足を止めて、ズーッと聞いてくれました。その内の一人に18歳の方も。「初めての選挙。共産党に期待しています」と。
私は、このような方々と出会う度に、「共産党への期待」にとどまらず、人間の呻きを聞くような気がします。もちろん皆さんが顔を歪めながら語る訳ではないのですが、崩壊した政治の下で、人々の人権や暮らしが追いつめられている図が横たわっているような気がするのです。(2021.5.21)