君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
未分類 活動日誌

ブダペストに着きキャパの写真館へ

2018年8月15日

●8日夕~14日の予定で、ブダペストとプラハを訪れる予定でした。ところが、飛行機出発の頃、関東地方に台風直撃とのニュースが流れ、早々と出発便中止が発表されました。
夫が必死で見つけた変更便も、またもや台風の影響で欠航。結局、1日半遅れの出発となりました。
どうしようかと思いましたが、1年に一度の計画、再び組むのは困難なため、遅れながらも出かけることにしました。限られた日程がさらに短くなり、かけ歩きとなりました。

●ブダペストには10日の午後着。真っ先に尋ねたのは、ハンガリー生まれのロバート・キャパの写真館。

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キャパは取材時の1954年、ベトナムで地雷を踏んで亡くなりましたが、厳しい戦時下の写真ばかりではなく、子どもをよく撮っています。来日の折、日本の子どもを捉えたホッとする写真もありました。
崩れ落ちる兵士」も、撃たれた瞬間ではなかったとか、彼のパートナーであるゲルダ・タローの作品ではないか等、色々議論はありますが、当然ながら印象的です。
ノルマンディー上陸作戦時の命を懸けた撮影も、魂を感じさせます。

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●ゲルダ・タローが載った雑誌も展示されています。彼女の作品自体はあまり見る機会がないのですが、雑誌掲載の、取材時に箱に寄りかかり眠る姿が、以前から好きでした。彼女は共産党員でしたが、この箱のPCと書かれた文字は、共産党を意味しているといわれています。
彼女も、スペイン内戦の取材中、車に足をかけた時に、その車が戦車と衝突して放り出され、翌日死亡しました。26歳でした。
若い、人間愛に満ちたカメラマンが戦場で命を落とすことが少なからずあります。痛ましい死です。
8日に亡くなった翁長雄志沖縄県知事のことも思いました。やはり闘いのさなかに倒れた惜しむべき人として。(2018.8.10)

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