●恒例の日本共産党後援会南関東ブロックの観劇のつどいです。
今年の前進座公演は「人間万事金世中(にんげんばんじ かねのよのなか)」。河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)が、維新後の世相を描きながら、変わらぬ人間の一つの真理といえるお金に翻弄される姿を描いたものです。
●展開が読めるストーリーを、笑い楽しみました。
「次の展開がわかり、その場面を期待しながら待つ」という、いわば定式化された展開を安心して悲しんだり笑ったりできる魅力が、歌舞伎や落語にはあると思います。
古典芸能ではなく、その楽しさを味わえたのが、映画「寅さん」でした。
歌舞伎の場合、更にその言い回しが、笑いを増幅させてくれるなと思いました。藤川矢之輔さんの言い回しなどはその最たるもので、たっぷりと楽しませて頂きました。
●こういう時にいつも思うのは、もっと安く気軽に楽しめたら、という事。このような企画に参加したくても、経済的な理由で参加できないという人が必ずいます。
どんなに良心的に創っても、演劇や音楽の公演はお金がかかります。補助があれば、もっと多くの人が文化を享受できます。
●多くの人が集まるので、懐かしい人に会えるのも楽しみですが、今年は紫野明日香さんに会えました!
本当は、「原発やめろ」の声を粘り強く上げ続ける「希望のエリア」で会いたいのですが、なかなか行けません。
前回ようやく行けたのは、多分昨年の4月。その5カ月前の娘のお通夜の夜は、希望のエリアで集会が行われていました。「希望のエリア」でも、紫野さんのスピーチで、松平さんのトランペットで、娘の死を悼んでくれていました。
そのことへの感謝の気持ちを伝えたくて駆けつけたのが、一年前。その時も、紫野さんと私の顔は涙でぐしゃぐしゃ。
それ以来の再会でした。(2018.5.13)