君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

県議会第三定例会前半、議案・意見書など議決

2017年10月15日

第三定例会前半を終えました
11日には知事に共産党県議団としての「2018年度予算・施策に関わる要望書」を提出しました。
県民の暮らしをめぐる実情と要求がぎっしりと詰まった「要望書」です。各団体から出された要望などを基に、団会議を何度も経て作りますが、作成の度に、「アーこんなにも問題がひしめいているんだ」と思います。

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13日は本会議を開催し、議決を行いました。この日は8議案に反対する共産党が反対討論を行いました。
反対した主な議案は以下の通りです。

一般会計補正予算
次の二点が計上されているため反対しました。
フラワーセンター大船植物園指定管理費の債務負担行為】
フラワーセンター大船植物園について植物園として研究・学習機能の維持、貴重な植物の保温、干渉温室の保温などを県民は望んでいます。直営での存続を望む県民から4万筆を超える署名が集まっています
この切実な県民要望を差し置いて、県は縮小し、指定管理施設にしようとしています。県民の財産がどんどん潰されています。
指定管理を受けたアメニスは、職員28人の賃金総計を7800万円と見積もっています。一人当たり平均年収が280万足らず。非常勤職員が殆どで、専門性の維持が懸念されます。
【高津合同庁舎借り上げ事業費】
建て替えに当たり、設計・建築・運営を民間事業者に任せ商業施設などと併設し、県は必要なスペースをその事業者から借り上げるという手法を用いる予定です。
従来の土地を県自らが活用し、地域の行政需要にこたえる施設とすべきです。年間1億3000万円を払いKSPを借りる予定の県立川崎図書館をつくるなど、望まれている施設はたくさんあります。

相原高校移転に伴う新築工事請負契約
リニア新幹線新駅建設のために、長年土づくりを重ねた畑などを含む(農業高校です)学校敷地を、駅から離れた場所に移転させます。費用は総額180億円に及びます。自然破壊・安全性無視のリニア建設に反対であると同時に高校の移転にも反対です。

県立高等学校の設置に関する条例改正
再編・統合により高校の削減を伴う県立高校改革には、反対です。

産科等医師修学資金貸付条例の改正
貸付要件に「県内出身者」を加える今回の改正は、門戸を狭めることになるため反対しました。

その他の日程
議員派遣案に反対
常任委員会の視察や、政務活動費に基づく各会派の視察とは別に、神奈川県には、海外視察を含む議員県政調査という制度があり、各会派が利用しています。費用は一人当たり100万円以内とされ、今年度予算では2555万円が計上されています。
県内でこのような制度を有する市町村議会はありませんし、県外の議会も見直しの流れです。
必要な場合には他の制度があるのですから、県民の暮らしを考えても、この制度は廃止すべきです。
今回この制度を使う二つの派遣案に反対しました。反対は共産党だけでした。

▼意見書案など
共産党提案の「オスプレイの飛行禁止と配備撤回を求める意見書」「相次ぐ米海軍イージス艦の事故原因の徹底解明と情報公開及び再発防止の実効性ある対応を求める意見書」は神奈川ネット・共産党のみの賛成で否決されました。
県民の安全を求めるなら当然の意見書だと思いますが、どのような理由で反対なのかなと思いながら、賛成起立しました。

さー選挙戦です!
(2017.10.13)

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