君嶋ちか子

きみしま 千佳子
戦争する国づくりストップを!
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神奈川県議会議員
活動日誌

津久井やまゆり園の追悼式で思う

2017年7月28日

●あの事件から1年を迎えようとする7月24日、神奈川県などの主宰で津久井やまゆり園事件追悼式が行われました。県議も案内を頂き参加しました。

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●私はこの一年間を振り返りながら、障がい者問題がこんなにも社会的に広く、かつ大きな注目を集め議論されたことはなかったのでは、と思い返しました。
同時にやりきれない思いも抱きます。障がい者問題に限らず多くの分野で、このような大きな犠牲が払われなければ、なかなか検討対象にならないということに。

事件直接の当事者や警察の対応は別に置いたとしても、施設の働き方、指定管理者の事、施設のあり方、被害者の名前を出せない事に象徴される差別の問題、そして建て替えを巡り議論されている地域で暮らすということ等々…。これらの問題が、これ程の注目を受けてとりあげられることは、かつてなかったように思います。888717_02

●入倉園長の追悼の辞には深い悲しみが詰まっていました。
事件直後、テレビなどで語る淡々とした口調が、私には不思議でした。この衝撃を抱え、なぜこんなに冷静でいられるのかと。厚生常任委員会が、まだ生々しい傷跡が残る園を訪れた時も、妙に落ち着き払った様子に見えたものでした。
でも、時間の経過とともに奪われた命に対する哀惜は強くなるのでしょうか。追悼式の園長の言葉に私はどこかしらホッとする感覚を覚えながら、突然命を奪われた方々、身近で悲しみ抱えご苦労された方々に思いを馳せました。
そして私は、昨年娘を失って以来、人の命が語られるたびに娘のことと重なって涙を抑えることができません。
   
●この日も、知事は「かながわ憲章」の朗読をし、憲章の普及に力を尽くすと語りました。私は、一年を記するときに「憲章の普及」が第一なのかと違和感を覚えました。
知事の場合、県が創った「憲章の普及」自体が目的化され過ぎてはいないでしょうか。もはや、あの掛け声自体を広げるにとどまらず、憲章の精神を保障する「施策の実現」に全力を上げる時ではないでしょうか。
建て替え問題だけではなく、障害を持ちながら暮らす方々の「具体的な要求」に今こそ「県の施策」が応えるべきです。(2017.7.24)

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