●畑野君枝衆議院議員・市古てるみ市議・おおば裕子市議とともに、武蔵小杉駅東口で街頭演説会を行いました。この場所で行うのは、昨年の参議院選挙以来です。
4人で内容を分担し、私は、予算委員会でも取り上げた武蔵小杉駅周辺の再開発問題を中心に話すことに。
●川崎市は、この地域を再開発促進区として、規制緩和を続け、容積率200%を600%に、高さ制限20メートルを180メートルまで引き上げました。その結果、今までに17棟のタワーマンション建設で人口約2万人増、さらに新たに6棟約1万人の増加が見込まれています。
急激な人口増により、様々な弊害をきたし、住み続けてきた人はその変わりようを嘆き、新しく転入してきた人はこんな筈じゃなかったと戸惑う、そんな街になっています。
住民の意向が無視され続けています。また住民が払った税金がまわりまわって、住民を苦しめています。再開発促進区は、国・県・市において公費が投入されています。
デベロッパーや大型商業施設はそれにより莫大な利益を得、一方で住民は弾き飛ばされるかのように、移転・ビル風・保育園不足・駅の大混雑などを余儀なくされています。
まちづくりの大事な観点が欠落しています。住み続けてきた人が安心して暮らせる街に、移転してきた人が住んでよかったと思える街にするために、再開発の見直しを訴えました。
●畑野議員は共謀罪を中心に、国会報告。共謀罪を許さず、安倍暴走政治を止めさせる事は、弁士の私たちにとっても演説会参加の方々にとってもいよいよ切実です。
演説会終了後駆けよってきた方がいました。ヘイトスピーチ根絶の啓発を強めるよう市に求めてほしいという訴えでした。同時にサッカーの試合の場に旭日旗が持ち込まれた件で、差別につながるその行為を止めさせてほしいという要望もありました。
街頭演説はこのような声が聞けるのがうれしいことの一つです。(2017.5.7)