君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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市民とともに 県政を動かす!
神奈川県議会議員
活動日誌

津久井やまゆり園「事件」で終わらせない

2016年8月7日

 7月26日未明、県立の障がい者施設「津久井やまゆり園」で、19人が刺殺され、26人が重軽傷を負うという悲惨な事件がありました。
この事件は、多くの問題をはらんでいますが、多くの命が奪われたこと、障がい者差別に起因するものであること、この事実は実に深刻です。

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 犯罪自体はまだ捜査の経緯を見なければいけませんが、ゆがんだ障がい者差別については、直ちに立ち向かわなければいけません。
容疑者の「障がい者に生きている意味はない」という言葉は、多くの人を深く傷つけています。
この言葉が発せられ実際の行為に及ぶという事態に、病巣の深さを思い知らされます。この点では、石原元都知事の言葉を連想した方も多かったと思いますが、公人や著名人の度々の蔑視発言、また効率性や経済性に偏重する新自由主義の蔓延、自己責任が強調される政治・社会のあり方などが背景にあるといえます。
ヒトラーの優生思想に通じるこの捉え方を許さない社会をつくりたいと、切実に思います。

 県議団は「障がい者を守る社会と政治の実現、障がい者福祉の実現に全力を上げる」ことを、事件直後のコメントとして表明しました。
今後、事態の解明とともに、犯罪対応に終わらせず、根本的には障害のある方がのびのび生きていける社会をめざす必要があります。
ひとつとして「殺害された方が年齢でしか呼ばれない」ということが、日本社会の現状を象徴しています。遺族の方々の意向は尊重されるべきですが、名前を出すと差しさわりがあるという事態こそ問題にしなければいけません。

 その一歩として、事件の解明・対応の問題点などとともに、障がい者施策の現状、障がい者施設のあり方、国・自治体などがそこで果たすべき役割などについて冷静に議論を深める必要があります。
私は県議会の厚生常任委員として、8日開催の厚生常任委員会を初め県議会において、しっかりと役割を果たしたいと思っています。(2016.8.6)

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