●参議院選挙結果が不本意で、なかなかツイートもフェイスブックもブログも書き込めずにいました。
でも、12日は駅頭宣伝の日。選挙結果を報告しなければなりません。
最初の新丸子駅、話しながらも「何だ、このテンションの低さは」と思うぐらい沈んだ声になってしまいました。
2か所目の小杉駅は畑野衆議院議員も参加していましたし、新丸子駅の反省(?)もあり、少し元気な話にすることができました。
●日本共産党は、改選3から6議席に増やしたとはいえ、神奈川選挙区のあさかさんが次点、比例選挙で5議席しか得られず、椎葉さんは当選できませんでした。本当に残念で悔しいことです。
そして何より私が不本意なのは、改憲勢力に77(自56・公14・お維7)議席を与えてしまったこと。この結果、非改選88議席と合わせ、改憲発議に必要な162議席を超えてしまいました。
●民主主義破壊をし続け、国民の暮らしをなぎ倒してきた安倍暴政にこれほどの信任を与える日本社会。
安倍政権3年半を、悪夢のように思い返します。
秘密保護法の強行・集団的自衛権行使容認・安保法制の強行と、致命的な民主主義破壊を見せつけられてきたのに、なぜ国民は政権に信任を与えるのか。
医療・介護の大改悪、年金の削減、働き方をさらに追い詰める各種規制緩和、実質賃金の5年連続の低下、教育への露骨な介入、こんな過酷な政治が横行しているのに、なぜ国民は信任を与えるのか。
●マスコミ報道が大きく影響していることは間違いありません。選挙報道は極端に抑えられ、選挙後半は都知事選挙に乗っ取られた感もあります。これらは偶然ではなく、政権とマスコミとの結びつきの強さをうかがわせるものです。
一方で、テレビなどで大々的に自民党のコマーシャルは流し続けられました。
このような布陣の中で今後どのような方法で展望を切り開いていくか、これが目下最大の関心事です。(2016.7.12)