賀詞交換会があちこちで始まっています。
その一つは、5日の「川崎市新年賀詞交換会」。
2部制になっており、第一部は、大谷康子さんのヴァイオリンと小原隆さんのピアノの演奏。
ストラディバリウスの音色は、柔らかく複雑に響き合い、素人の私をうっとりさせました。現実の世界から一瞬にしてヴァイオリンの世界に引きずり込まれるようでした。
また、小原さんのピアノも、歯切れよく華麗。息がぴったり合った素敵な演奏でした。
お二人の語りからも、人柄が伝わってきました。平和や震災復興にも心を砕いてらっしゃることがうかがえました。この第一部は失礼な言い方ながら「得した気分」。ありがとうございました。
音楽をもっと楽しめる社会にしたいですねえ。
また別の賀詞交換会では、中国の公的な仕事についている方とお話する機会がありました。
私は中国の人がどのように捉えているかを知りたくて、安倍政権の話をしました。安保法制に話が及ぶと、「娘は日本人と結婚したので国籍が選べます。今までは日本国籍を得るつもりでしたが、今の状況では、徴兵制を避ける為に中国籍にするでしょう。日本の国籍を考え直す人は多いですよ」というコメントが返ってきました。「本当に危険な動きですね。共産党は頑張ってください」と激励されました。(2016.1.5)