君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

大涌谷の対応を求めて申し入れ

2015年8月11日

先日の大涌谷調査などに基づき、知事あてに「大涌谷対策」の申し入れを行いました。

大涌谷_申し入れ

県議団とともに箱根町の山田町議も参加し、町民の切実な声を伝えました。

先日の視察においても、どこもかしこも人影が途絶えた状態で、営業者は収入の激減とともに先の見通しが立たない中で、途方に暮れていました。「融資制度が新しく作られても、返せる当てがないので怖くて借りることもできない」という切実な声が出されていました。

これらを受けて、給付制度か、せめて無利子の融資制度が必要な状況について説明しました。健康不安についても、健康調査を行い必要な対応を図る事、噴煙の健康に及ぼす影響についても情報提供を図ることなどを求めました。

また、この間はもちろん、従来箱根において大きな役割を果たしてきた温泉地学研究所(以下、温地研)については、職員体制の拡充を訴えました。温地研に対する聞き取りの中では、観測(検測)に当たる技術職員の強化が強く求められており、その点も強調しました。

この体制強化については、先の本会議代表質問の中でも取り上げました。知事はそれに対し、体制整備を行うと答弁していました。

これらの経過を経て、体制強化のため1名の募集を急きょ行うことが発表されました。この募集は成果ではありますが、技術者との特定はされておらず、また採用日は原則来年4月となっています。これについては、温地研が求める職業分野をしっかり把握すること、条件が整えば4月を待たずに採用することを改めて申し入れました。

忙しい中駆けつけた山田町議は、切実な実態とともに「支援基金の必要性」「箱根は神奈川県にとっても大きな存在。箱根を守ると宣言した知事に期待している」などと訴えました。(2015.8.7)

大涌谷_申し入れ_2

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