君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

県議団駆け巡る

2015年6月24日

19日(金)も県議団は、あわただしい1日でした。朝から団会議。その合間に取材や申し入れなどが次々と。

20150620-1_あかはた新聞

  (2015.6.20付「しんぶん赤旗」より転載)

そのひとつはキャンプ座間の「炭そ菌」問題で、基地対策部に行った申し入れです。

2005年にアメリカは、生きた「炭そ菌」を含むサンプルを国内外数か所に誤送付していました。それがキャンプ座間にも送付されていました。

そのサンプルは2009年に破棄したとしています。何より日本の国民軽視だと思うのは、国民がそのことを知らされたのが、今年の6月12日だということです。私たちは生きた「炭そ菌」がすぐ近くにあることも知らずに数年暮らしていたのです。

米国防総省は、「感染事例はなく問題ない」としています。でも、この問題に限らず米軍に関ることは常に、詳細の事情は明らかにされず、「アメリカが大丈夫といっているから、大丈夫」式の説明しか受けることができません。同様の問題が今も違う形であれ、存在しているかもしれません。

県議団は、より確かな情報公開、事前の情報提供や立入調査を受入れる事などを知事に求めました。

同時に、イージス艦のあらたな横須賀配備に対しても抗議声明を手渡しました。

アメリカ海軍は、2017年夏までに弾道ミサイル防衛能力のあるイージス艦3隻を、横須賀に追加配備する計画を持っています。これが実現されるならば、横須賀の海軍第7艦隊は、過去最多の14隻体制に増強されます。今回入港のチャンセラーズビルは、その計画の最初の1隻です。最新鋭システム搭載の「米海軍で最も有能な艦船」といわれています。

「県内基地の整理・縮小・返還を求める」県是をよそに、なし崩し的に横須賀の基地機能が強化されていることは許せません。

 

午後は、県教委を訪れ申し入れを行いました。神奈川県教育委員会が県立高校の教科書選定に介入している問題についてです。

20150620-2_あかはた新聞

(2015.6.20付「しんぶん赤旗」より転載)

県教委は、2013年、県立高校28校が選定した実教出版の日本史A・Bの教科書について一部の記述が「教育委員会の考え方と異なる」として、度々の介入により変更させてしまいました。高校の教科書選定は従来学校の意向が尊重され、教育委員会がそれを変更させるなど異例のことです。

申し入れでは、教育委員会の公正性、中立性を求めるとともに現場の教員の意向を尊重するよう求めました。(2015.6.19)

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