君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

勇気づけられた賀詞交歓会

2018年1月20日

共感でき、勇気づけられる賀詞交歓会(新年会)もずいぶんあります。その一つが保険医協会賀詞交歓会。
前の予定が詰まり少し遅れ、着いて間もなく伺ったある方の挨拶は、「問題はドクターがあまりにも忙しいこと」「体制整えるためには人を増やすこととともに、専門外の仕事は体制をつくりそこに委ね、医療の仕事に専念できるようにすること」ときっぱり。

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またある方は、私が医療体制が貧弱であることを問題にしていると、「それより何より憲法が心配です。国がおかしくなると医療の充実は難しい」と。そうそう、その通りです!

また別の方には、小児医療費負担をゼロにしたい、ついては川崎と横浜の一部負担を何とかできないかと相談されました。

ある歯科医の方のお話しも深刻でした。子ども時代には経済的な理由の為に歯科治療を受けられず、やっと自分の収入を得て歯科医に来た時には、口腔内崩壊の状態であったと。
小児医療費完全無料化が実施されていれば、救われたかもしれません。「未病」というならこの深刻な実態に対応できる施策を行うのが、自治体の仕事です。その方も深く頷いていました。

「未病」という曖昧な概念を取り入れる事に危惧を示す声もありました。症状が生じた場合は、自己診断や「見える化」などで納得するのではなく、受診が必要な場合もある、未病というくくり方は実態的には意味をなさないばかりか危険なこともある等々。

皆さん質問などにも丁寧なやり取りを厭いません。ある先生には食べる暇もないくらい質問を浴びせてしまいました(スミマセン)。
患者の立場に立って語る方が多いのも嬉しい限り。深刻な現実に触れる機会が多いからでしょうか、こういう立場に立ち切れるのは。
勉強になりましたし、これからも大いに相談させていただきたいと思いました。(2018.1.18)

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