君嶋ちか子

●雨が激しく降る１３日、午前は横浜西口で被爆者国際署名。午後は、共謀罪反対オールかわさき集会。雨は激しくなるばかり。でも続々集まってきます。翌週にも「強行採決」と伝えられる土曜日。

　安倍政権の下で政治の劣化が留まるところを知りません。国民の心が全く視野に入らない低劣な閣僚の言動が続き、辞書になり替わったかのような閣議決定が続き、そしてその政権の下で、共謀罪が提案され答弁不能の国会審議が続いています。大臣答弁を聞いて納得する人などいるのでしょうか。

●秘密保護法、安保法制、そして共謀罪法案、ことごとく日本国憲法を侵食します。今、戦後最大の危機だと思います。
でも、国民の側も否応なく鍛えられました。３．１１以来粘り強く続けられてきた国会前集会、市民の闘いが支えた安保法制反対の野党の闘い、安保法制強行後につくられた野党の選挙協力、戦後民主主義をつくってきた力と新しい市民運動の力が互いを認め合い貴重な陣地をつくってきました。市民運動と政党の率直な関係も広がっています。
この力で、共謀罪を止め安倍政権を退陣させていく！

　そんな挨拶を私はしましたが、この日も民進党、自由党、社民党、神奈川ネット、緑の党、共産党と揃った集会となったのが何よりうれしいことでした。(2017.5.13)