5日から、各種賀詞交換会が目白押しです。
本当に多彩な交換会ですが、私は、地元か否かにかかわりなく、ご案内いただいたものは極力参加するようにしています。それは、できるだけ共産党の接点を広げたいからです。参加すれば、何かしら発見があります。
今までのところの感想の一つは、「日の丸・君が代が実に多くの場で必須になっているなー」と改めて思ったことです。私はもちろん歌いませんが、こんな風にあちこちで聞かされ、頭を下げることになっていれば、多くの人は自然に同化していくのだろうと思いました。この歌に疑問や抵抗を感じる人は、ますます少数派になっていくのでしょう。
「国家にふさわしい晴れ晴れと歌える歌を選びたいなー」と、つくづく思いました。
二つ目の感想。知事の話をいくつかの場面で聞きました。川崎市の賀詞交換会では川崎と神奈川を世界に売り出すといい、そのあとに続けたのが「ペットの命を救おう」です。ふるさと納税で神奈川県動物保護センター建設基金に寄付をという訴えです。この後者は他の場面でも繰り返されました。他の賀詞交換会で副知事も同じ訴えをしていましたから、知事の指示かなーと思いながら聞いていました。
ペットの命はもちろん大事です。でも私は人間の命も大事にしてほしい、そのための施策を、年頭に当たって真っ先に聞きたいといつも思います。県庁では毎日、動物保護センター建設基金への寄付の訴えが放送されています。
三つ目の感想、「手作り感のある新年会はやっぱりいいな」と思いました。神奈川県民医連連合会の新年会。ホテルではなく、事務所内の会議室で、企画もあれこれ工夫されていました。
医療や介護の分野で日夜奮闘されている方々とは、苦労や怒りも共有できました。「本当にこの社会何とかしなければね」と。
また県連合会会長さんとは、市長選の時からの知り合い。亡くなった娘のことで、思いやり溢れる言葉をいただきました。わたしはまたもや涙です。
四つ目、7日の神奈川県生活協同組合連合会の賀詞交換会、国会から市会まで各政党が勢ぞろいし、国や自治体当局も少なからず参加していましたが、少なくない方が、挨拶などで「行き過ぎた新自由主義」「格差社会是正が必要」と。「食の安全」はもとより「共謀罪の危険性」まで話されました。
またテーブルでは、初めてお目にかかる複数の方から「神奈川県議会、大変でしたね」とか「負けずに頑張ってください」との声をかけられました。
やっぱり普段なかなか接点持てない方との出会いは、貴重です!(2017.1.7)