11日は地元今井神社のお祭りでした。
この日、午前から津久井やまゆり園事件関係の調査が入っており(この事はまた別途報告します)、ようやく駆けつけたのが、3時半からの大人神輿。
一昨年、生まれて初めて担がせていただいたのですが、古代からの行事に込められたエネルギーとでもいうようなものを感じました。祭りの日には厳しい農作業から解き放たれ、歌い踊ったんだろうななどと思いながら担いだものでした。
また豊穣を願う思いも、何より強く込められていたと思います。神輿を担ぎながら、ポイントでは「もみ」と「させ」を繰り返します。神輿を「もみ」で揺らし、「させ」で高く突き上げます。この意味を聞いたところ「神様に広く世の中を俯瞰してもらい恵みを願う」という趣旨の説明がありました。
ここは最も盛り上がるところで、「させ」の時には、背が低い私はやっと手が届くぶら下がりに近い状態ですが、いい感じです。
働く人々のこれらの思いとともに、このような雰囲気が私は好きですねえ。子どもの学童保育で一緒だったKさんは、お祭りが好きで一年中あちこちのお祭りをめぐり、肩には神輿ダコというべき隆起ができている人でしたが、そういう気持ちも分かるような気がします。
そんな訳で今年も、かろうじて参加させていただきました。小さい私が入ると、前後の方はやりにくいだろうなと気がひけながら。でも肩ではなく腕で支えています。しっかりと。
今年はお神輿の写真は撮れず残念。添付の写真は10日の宵宮の時の写真です。
昔ながらの行事は、込められた思いを大事にしながら生かしていきたいなと思います。