●1月23日、国会召集とともに衆院解散となりました。通常国会招集日の解散は1966年以来の60年ぶり。
臨時閣議は、27日公示、2月8日投票日を決めました。解散から投票日まで16日間というのは、戦後で最短、それに加え2月の選挙は90年以来という異例づくめ。
●今回の乱暴な選挙は、欠陥だらけです。
一つには 時期を全く考えていません。
*とにかく短期間
*豪雪地帯では、今年はとりわけの豪雪のため暮らし自体が困難になっています。掲示板設置も困難、そもそも投票もおぼつかない状況です。
*受験シーズン、受験生からは「選挙に参加したくてもそれどころではない」「選挙の騒々しい中では、落ち着いて勉強ができない」などの声が。
*自治体は一年のうち最も繁忙な時期(年度末処理、新年度の予算編成など)です。この時期の選挙は、大きな負担であり自治体業務に支障さえ来たすと、自治体首長からも抗議の声が。
選挙関係の業者からも看板や選挙カーの準備が間に合わない、徹夜でこなしているなどの悲鳴が。
*なぜ、こんな時期に選挙を強行するか。
ただただ逃げたかった(裏金・統一協会・維新の国保料逃れ)という、完全な自己都合解散です。解散権の濫用ですね。国民を翻弄し、困難を強いています。
二つ目には、選挙の意義が不明です。
*国会解散までして国民に問わなければいけない課題は、提案されていません。
*説明では「消費税減税が争点になる」と言っていましたが、消費税減税は全ての主要な野党が掲げていますから、自民党がその気になればできることで争点にはなりません。全くのまやかしです。
*19日の説明で首相は、「高市早苗が首相でいいのか信を問う」とも言いましたが、議院内閣制の国において850億円という選挙費用をかけて、かつ国民に大きな負担を強いてやることではありません。筋の通らない理屈です。
三つ目に、国会無視です。
* 首相は具体的な内容を示さず「選挙の後には、国論を二分するような改革を行う」とも言いましたが、これも冗談ではありません。
このような大きな問題であるならば、国会の議論で深め問題点を明らかにし、必要ならばその後に国民に信を問うというのが議会制民主主義の真髄です。具体的な内容も示さずに脅しのような投げかけ、もう支離滅裂です。
*「高市早苗が信任を得たのだから好きなようにやらせてもらう」と言いかねない白紙委任を迫るやり方です。独裁者の姿が浮かびました。
今回の選挙に象徴される姿は、統一協会や裏金の問題に加え、民主主義の根幹を壊している自民党の現状を物語っています。困難と独裁を押し付けている自民党にはノーを突き付けなければ、日本は未来を描けません。
●一方で、他の野党の限界もあります。
*立憲民主は「反原発」と「集団的自衛権は違憲」を投げ捨て、公明党の軍門に下り、中道改革連合が結成されました。(この情けない話についてはまた別途)
●暮らし・平和・人権を守る共産党の姿をより広範に示し、自民党の危険な流れを止め、転換させる必要があります。
27日、八巻ようこ候補の出発式を行いました。八巻候補は挨拶の冒頭、「POWER TO THE PEOPLE」の導入部分をさわやかに謳いあげました。私たちの出発式に相応しい歌だと思います。12日間かけ抜けます。(2026.1.27)



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