●『共産党の今を語るつどい』、6回目を開催しました。参議院選挙後では初めてとなります。
小さい会場しか取れず(42人定員)、お断りせざるを得なかった支部などもありましたが、結果的には一部の人が立ち見。
きっと参議院選挙結果などもあり、共産党の「今」が、気になる方が多かったのだろうと思います。党外の方は10人ほど。
●講師は日本共産党政策委員会事務局長の神田米造さん。
報告の第一は選挙結果をどう見るか。
- 自民党政治を支えてきた土台が崩れてきた。
- 与党過半数割れをつくり出すうえで共産党の果たしてきた役割。
- これらの新しい局面とともに政権のたらいまわしやより危険な政治が生まれる危険性も。
第二は、参政党を二つの角度からとらえる。
- 自民党政治の破綻が生み出した極右・排外主義。
- 暮しの苦しさや不満からの出口を求める人々が支持。
第三に、日本共産党に求められる役割は。
- 新たに生まれた可能性を現実のものにするために。
- 自民党の悪政をさらに危険なものにする力との闘い。
●会場からの質問・意見は次の通り。
*名前を変えた方がいい(複数)
*社会主義へのプロセスを明確にしてほしい
*共産党は伝え方が下手。量も圧倒的に不足
*長文の政策とは別にキャッチコピーを活用すべき(同趣旨の発言多し)
*政治に関心持たない人に政策伝える工夫を
*プロの力を活用すべき
*街頭演説会の時間が長すぎる
*不特定多数に訴える場合の訴え方工夫して
*共産党はどこを向いて選挙をやっているのか見えてこない
*このような場をもっと設けて、共産党の在り方を議論した方がいい 等々
●神田さんは全ての意見に言及したわけではありませんが、「とても勉強になった、来て良かったです」と。私は進行役をしており、参加者からたくさんの意見が出されたので、自分の意見を直接言う場面はありませんでしたが、出された意見には頷くことが多かったです。
神田さんには終わってから、「これらの意見を中央委員会にも反映させてくださいね」と念押し。
選挙結果に対して、共産党の取り組み方に対して、少なからぬ人がもどかしさを抱えているように私には思え、ご意見を是非とも活かしたいものだと切に。(2025.8.31)