君嶋ちか子

●１１月６日、この日も盛りだくさんでした。午前は神商連婦人部の総会、午後は、中原区内の工夫を凝らした宣伝が数か所にわたりありましたが、その合間を縫って「かながわ私学のつどい２０２２」に参加しました。

●このつどいは、「神奈川私学助成をすすめる会」が主催し、毎年行われてきました（コロナの中断はありましたが）。

私学助成のアピール活動であるとともに、中学生・高校生の自主活動の発表の場でもあります。

久しぶりの開催なので、ぜひ参加したいと思い時間的無理をしながらなんとか駆け付けました。

●私はここで、運動に連帯するのと同時に子供たちの姿を見るのが好きでした。ひたむきに演じながらも時に失敗をする、その姿がいいなあと思うのです。この日も最初のプログラムはA学園中学校・高等学校ジャグリング部。小道具を自由に繰る、なかなか高度な技ですから成功するかどうかひやひやしながら観ていました。

この日は時間的に忙しく、残念ながら挨拶の後はこの発表を見て会場を後にせざるを得なかったのですが、ダンスや合唱、演奏などをじっくり見せて（聴かせて）頂きたいなあと思っています。

●私学の授業料について、ようやく国は２０２０年度から年収５９０万円未満世帯まで無償としました。神奈川県では、これを７００万円世帯まで引き上げています。でも授業料が無償化されても、施設費などの負担が平均２７万７千円あり、これ以外に、入学金・教科書代・制服代・交通費などの負担もあります。

この点、東京都は９１０万円世帯まで４６万９千円の補助を行っています。また埼玉は、７２０万円世帯まで３７万８千円の補助を行い、施設費に対する２０万円の補助も行っています。

神奈川県のさらなる補助が期待されています。

●集会アピールでは「子どもたちの学びを、成長を、保障するのは社会の責任」「高校までの学費無償化は世界的標準」とし、学費無償化によって「学ぶ権利が守られ自由に学べる、人生の選択ができる日本になってほしい」と呼びかけています。

強く共感します。（2022.11.6）