● 川崎市長選が10月24日にあるはず。はずというのは、衆議院選挙との関係で日程が変わるかもしれないからです。
川崎民主市政をつくる会から、市古ひろかずさんが立候補を予定しています。日本共産党も推薦しています。
19日、市古ひろかず市長を送り出す中原区の会が開かれました。
● 初めに、これまでの川崎市に関わるいくつかの場面が上映されました。武蔵小杉駅近辺の再開発、自治会館の跡地利用、2019年の台風被害、横須賀線武蔵小杉駅の異常な混雑、向河原駅前踏切の渋滞などが映し出され、様々な情景も思い出されます。
これらを変えようと果敢に取り組んできた市民の方々から、報告と市政への要望がそれぞれ語られました。(中原区、住民運動が本当に頼もしい!)
すると、自ずと川崎市の立ち位置が浮き彫りになります。市民の要望を聞かない、市のお金を市民のために使わない等々。
● それに加えてコロナ対策で、川崎の問題点はさらに浮き彫りになりました。コロナ対策として、市独自にお金を用いる施策はありません。
検査もとても不十分です。神奈川県が集中検査を実施するようになったのが昨年の夏。この頃川崎市内の学校で陽性者が出た際に、集中検査を関係者が強く求めましたが、全く応じませんでした。
そして今も、学校・保育園などで陽性者が出ても、状況明らかにしないまま学級閉鎖、健康観察という名のもとに検査もされず、放置されています。濃厚接触者でさえ、検査なしとの訴えもあります。
自宅療養者に対する地域医療の医師会との連携もなされず、生活支援もおぼつかず、自宅療養者は自己責任の世界。
日本医科大学病院の問題も象徴的です。新病棟に9月1日から移転し、旧病棟をコロナ受入れの施設として使用すべきとの要望があちこちから上がりました。県もその設置を進める方向で調整を図りましたが、結局、旧病棟は予定通り再開発対象として、高層マンション計画を進めることに。
川崎市が進める再開発、コロナ危機の下で、日医大及びデベロッパーに不動産開発の一定期間の留保を求めるくらいの決意を見せてほしかったです。
● 政府と同様、これまで川崎市長は、ことごとく市民の願いを裏切ってきました。市民がやって欲しいという事はやらず、やめてという事を強行する、一体何を考えているのかと思います。川崎市は一部の人や市長のものではありません。
多くの市民が望むことは何か、多くの市民の暮らしを安定させるためには何が必要か、この自治体首長としての当たり前のことを踏まえてくれれば、私たちの暮らしはどんなにか明るくなることでしょう。
● 「市長を変えたい!」という思いは募るばかり。
市民の声を聴く市長になったら、多くの市民が反対する超高層マンション乱立にストップをかけられる! 自治会館の跡地に長年市民が望んだ老人いこいの家をつくれる! 小児医療費無料化を中学三年まで拡大できる!
何よりコロナ対策を強化して命を救える!
● 市古ひろかずさんの言葉は、私たち市民に明るい展望を持たせてくれます!
市古ひろかずさんの行動力も並外れています!
中学校給食実現の際自校方式の可能性を追求するために各中学校を実地調査した姿、平間駅前の踏切改善のデータ作成のためにストップウオッチで開閉時間を測る姿、などを思い出します。
市古ひろかず市長の誕生を心から願い、その為に全力をあげます。(2021.9.19)