君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

この実態も日本の学生・若者の姿 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年7月22日

●日本民主青年同盟神奈川県委員会(民青同盟)が、コロナ禍の下で困窮する青年・学生の実態調査と支援活動に取り組んでいます。

16日には、4人の若者が実態を伝えながら、要望を県政に届けました。上野議員・大山議員・君嶋が同席しました。神奈川県においては初めてのことだと思います。

●冒頭、学生の生活ぶりが報告されました。

民青同盟は、昨年7月から県内で105回食糧支援活動を行い、6700人の学生等が利用。あっと言う間に用意した食料などがなくなるという事です。

普段からバイトの掛け持ちは当たり前、親のお金は当てにできない、財布に88円しかない等のリアルな経済状況。就職への不安も語られています。

学生生活という点では、「講義がまともに行われていない」「部活動やサークル活動も制限があり、交流の場が無い」「青春を奪われている」「死にたくなる」などの声まで。昨年・今年の入学生は、学生生活が何なのかもわからず、友達を作る機会もないまま放り出されている状態です。

「動き回ることが必要な若者・現役世代にこそワクチンが必要」というのもありました。

●仕事についている若者からは、「アパレルで働いていたけれど、コロナで解雇、今はティッシュ配りで月1-3万円の収入」。

医療現場の青年からは「行政に対する不満が医療機関に来る」、保育現場からは「子どもはマスクをしていないから感染対策の緊張感が凄い、日常的な人手不足もストレス」等々。

●要望項目は以下の通り。(→は県の回答) 

1)学生に給付金を。 →生活福祉資金貸付(非課税世帯は返還免除)の利用を。

2)若者に家賃補助を。 →住居確保給付金の利用を。

3)県立保健福祉大学の学費を半額に。国に大学等の学費半額を求めて。奨学金の返済猶予を。 →県立保健福祉大学は、家計急変の場合は授業料減免、奨学金の返済期限猶予も可。国には引き続き求めて行く。

4)ケア労働の待遇改善、増員、就労支援を。 →保育現場については、国に要望している。潜在保育士の無料職業紹介・相談会など行っている。神奈川福祉人材バンクも対応している。潜在看護師対策も強化したい。その他国に要望していく。

5)若い世代へのコロナ対策強化を。

 ▽大学・福祉施設・医療機関などのクラスター発生を抑えるために定期的検査を。 →学校においては、陽性者が出た場合集中検査を行う。

 ▽若い世代へのワクチン接種を。 →医療従事者・高齢者施設従事者・福祉施設従事者については優先的に接種を行っている。

 ▽陽性者・濃厚接触者への給与補償・生活支援を。 →(回答抜け落ち?)

6)オンライン授業の長期化に伴う心身の健康や生活の相談を。 →若者サポートステーション(サポステ)を7か所設置し、臨床心理士を配置。支援プログラムに基づきスキルアップや求職活動支援を行っている。

7)生理用品の無償配布を。 →孤立する女性への支援は必要。川崎・横須賀・鎌倉など備蓄品の活用含めすでに動き出している。

8)若者・学生の支援に取り組む部局の設置を。 →福祉子ども未来局が、若者の直面する困難への支援策を考えていきたい。(これはなかなか画期的な回答です!)

9)県として食糧支援活動に対する支援を。 →効果的な支援策の検討を進める。好事例の紹介など情報提供を行う。

●これらのやり取りを経て、民青同盟からは、「貸付制度の年収要件以上の収入があっても、生活は苦しい。実態に合った支援制度を」等の要望が。

女性支援に関わっては、「孤立した女性に性風俗が群がる状態」が伝えられました。

「正規で働きたいが難しく、学校に入り直す人や休学する人もいる」等の実態が次々と。

コロナ以前からある、非正規雇用の増大、劣悪な労働条件、孤立させられがちな若者をめぐる状況等を改めて見せつけられます。そこにコロナによる分断と生活苦が襲いかかる・・この状況に県政ももっと寄り添う必要があります。この日の取り組みは貴重な一歩だと思います。(2021.7.16)

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