この季節ならではの取り組み、「森とせせらぎ」ネット主催の灯ろう流しが行われました。
地域と世界の平和を願って続けられたこの行事も10回目、地域に愛され育ってきました。心配されたお天気も何とか持ち、参加者は約600人。
例年灯ろうを流す前に、ひとみ座が乙女文楽を演じます。
演目は三番叟(さんばそう)。豊穣と人間の幸せを願っているそうです。子ども達は大きくなっても、この不思議な人形劇を覚えているでしょうか。真剣に見つめる子と怖がる子がいます。
参加者が思い思いに書いた灯ろうが、流れてきます。
私は、途中で動かなくなったり、岸辺に引っ掛かる灯ろうを、長い竿で押しながら流れに乗せる係。橋の下で引っかかった灯ろうを手繰り寄せるのは、結構難しいものです。320個の灯ろうが流れ終わるまで約2時間。「手ごたえあり」の2時間でした。
子どもたちが、自分の作った灯ろうに「がんばれー」と応援しながら伴走する姿はいつ見てもいいものです。(2017.8.20)