神奈川県議会は16日本会議において、神奈川ネットの退席・共産党の反対を除く全会派の賛成で「日本共産党神奈川県議会議員団の議会運営に対し猛省を求める決議案」を可決しました。
●これについて日本共産党は、反対討論をしていますが、主な論旨に沿って私なりの補足を少し。
<議会を自由な討論ができる場に>
県民に対する裏切り、議会に対する重大な侮辱、また重大な被害が生じた場合などを除き、一定の対応がなされれば、ミスを議会運営に影響させることは適正ではありません。いたずらな萎縮を生み出すような取り上げ方、まして議会の発言権まで左右するような対応はふさわしくありません。
<共産党県議団だけ別扱いは不当>
(不本意ながら指摘しましたが)ミスは、日本共産党だけではありません。他の会派にもあります。それらは議会運営委員会で取り上げられないことが殆どです。それはその対応で適切であったと思われます。ところが日本共産党の場合は執拗に取り上げられ、今回のような事態につながっています。
●市民の方のスタンディング・傍聴・様々な激励、議員団の取り組みなどにもかかわらず、決議案の採決は強行されました。自民党の提案・4会派の賛成討論について、反論したい点は少なからずあり、傍聴の方々はどのように聞かれたか気がかりでした。
●また、今後問題となるのは、「再度このような事態を招いたときは、交渉の権利を有する団体の立場を辞する覚悟をもって議会運営に臨む」ことを求めている点です。代表質問だけではなく、交渉会派離脱を求めていることになります。
私たちは、このような場面を出現させないために、自らの力をつけるとともに、県民の皆さんと結び、民主主義が息づく議会・県民の暮らしを支える県政を目指したいと思います。
皆さん本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします!(2016.5.16)