3日の憲法をめぐるつどいは、かつてなく力強いものとなりました。
午前の「2015年 憲法改悪を許さない 5・3県民のつどい」は、会場の神奈川公会堂の外に人が列をなしていました。800人の参加でした。会場内に入れず、音声のみの参加の方も出てしまいました。
講師 青井未帆さん(学習院大学大学院教授)の静かな、でも凛とした声が響きます。
午後の「平和といのちと人権を!5・3憲法集会」は、横浜臨港パークで、3万人を超える集会となりました。人で埋め尽くされ、前の席にいる「きみちかサポーターズ」のところに行きたくてもたどり着けません。
呼びかけ人を初めとした発言・リレートークはいずれも、人間なら当たり前の、そして究極の言葉でした。
発言を聞きながら思っていました。「まっとうな声を私たちは何度あげてきただろう…その声を政権は聞こうとしない…でも私たちは人間らしく生きようとするなら諦めることはできない…権力を持たない私たちは声を上げ続け、仲間を広げることによって自らを主権者足らしめる…」と。
5・3憲法集会実行委員会は、従来の枠組みを超えて多くの団体で構成され様々なイシューの団体が集いました。「憲法集会実行委員会」と「フォーラム平和・人権・環境」は、これまで別々に集会を行ってきましたが、今年は共同でこの集会を実施しました。
このような動きは、日本の平和と民主主義を巡る危機的状況を反映したものではありますが、私たちの運動が進化していることも示しています。
私は、闘いがさらに広がることを確信しています。
「私たちがこの時代に生きた証は、戦後を70年で終わらせず、日本国憲法を次世代に手渡すこと」(3日フェイスブックに投稿)