あふれる思いがこめられた集会でした。集団的自衛権、原発、沖縄基地、秘密保護法、TPP、農業、社会保障、消費税、憲法、労働法制、ヘイトスピーチ、11の分野が合流した初めての取り組み。
今まで、いわゆるワンイシューとして取り組まれてきた運動が合流することに私は感慨を覚えました。多分参加者にも、他分野では違う意見という人もいたのだと思います。でも個別の取り組みだけでは、自分たちがこだわる分野も守れないし闘えないと、私たちはいやがうえにも気づかされているのだと思います。
それらの問題の多くは国民の半数以上が反対している、でも政権は逆のベクトルで暴政を続ける。その中で国民の運動は新たな質を手に入れていると思いました。「沸点までたゆまず闘う」そんな言葉が浮かびます。
参加したいという強い気持ちを覚えながら、4月12日を目前にしたこの時期私が行くわけには…とためらっていたところ、合間を縫ってほんの少しの時間でしたが、行くことができました!
予想通り「アレ、ここにいて大丈夫なの?」という言葉をいくつもかけられました。でも、とんぼ返りでしたが、集会参加者として思いを共有できてよかった!
最近の大きな集会のたびに思います。参加者が「一堂に会することができる広場がほしい!」と。日比谷野音(大音楽堂)はとてもいい会場なのだけれど、今の運動の規模には小さすぎるのです。スピーチなど舞台の熱気に直接触れられない参加者があふれていて残念!(2015.3.22)