君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

ワークルール講座と働くルールパンフ

2018年9月29日

NPO法人ワーカーズネット川崎による「実践!ワークルール講座」が、開かれています。5月24日から4回開催されていますが、いつも日程が重なり参加できませんでした。
5回目の25日ようやく参加できました。この日のテーマは、「解雇・退職・雇止めに関するルールを知ろう」です。

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●若い弁護士達が中心となったワーカーズネット、私は、忙しい仕事の場以外にこのような場を設ける彼らの「心意気」にも共鳴し、また現在の日本の働く人達にとっても必要な場であると思い、できるだけ行動を共にしたいと思っていました。
ところが、2014年の結成以降、2015年に私は県会議員となり、労働相談にも日程的な事情で参加できなくなりました。でも、いつもこの貴重な活動を続けていてくれることに、敬意と感謝の意を抱いていました。

●職業安定所の職員としてあるいは労働組合として、様々なケースに接しながら、仕事や相談をしていた頃を思い出します。
製造業への派遣を可とした派遣法の規制緩和、その後に生じた2008年のリーマンショック、職住を同時に失う凄まじさ…等々は雇用環境の変化を如実に示していました。雇用の軽視、さらに雇用の崩壊といっていい状況も生じていました。(この辺りは、私の修士論文にまとめてありますが、話すと長くなりますので、ここでは省略)
その後の電機産業の大リストラは、今も続いています。ブラック企業という言葉も飛び交い、長時間労働による過労死・過労自殺が続く日本の労働現場は困難を極めています。

●このような過酷な状況にありながら、労働基準法を初めとしたルールは労使ともに知られていない場合も多かったのです。
県会議員になって、高校生に「働くときのルール」を知ってもらいたいと、その製作と配布を求めました。
県民運動とも相まって、また木佐木議員や大山議員との連携もあって、今県内全ての高校生に配布されていることは、人間らしい働き方への第一歩として嬉しいことです。(2018.9.25)

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