君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
未分類 活動日誌

優の宝物に出会って

2017年10月30日

亡くなった娘の優、その夫Jが、二人が住んでいた社宅から引っ越しました。それまで使っていたものを殆ど処分して。
苦しい作業だったと思います。
普通に眠れるようになったのも、半年ぐらい前からだと言っていました。

●私はそれまでも、衣類を初めとした優の使っていたものをだいぶ引き取っていました。
今回の引っ越しに当たっても、Jが二人で生活していたものに区切りをつけなければいけないことは理解しても、私としては優が使っていた家具が処分されてしまうのも辛くて辛くて、何点か引き取りました。その一つがこの細長いボード。
テレビなどを置く台として、結婚して間もなく優と私で選んだものです。「なるべくシンプルなものがいいよ」などと言って、ほぼ私の好みだったかも。

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●そのボードの半分を優の分骨と小さな遺影を並べて仏壇代わりに、半分は優の写真コーナーにしました。
この高さはすぐに視野に入って、優の笑顔がたくさん見れます。痛い気持ちとともに、優と一緒にいるような安心感にも包まれました。

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●また、今回引き取った優が残したものの中には、4年前の市長選挙のグッズがたくさんありました。のぼり旗やジャンパー、シールやポスター、白い手袋まで。
市長選の時、彼女は在ニューヨークでした。でも1週間選挙の応援に来ました。そのとき使ったものをニューヨークに持ち帰り、そしてまた赴任を終えて帰国する時も、大事に日本に運んできたんですね。

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●これらを見て泣きました。こんなものまで、宝物のように大事にしてくれていたんだと思うと愛おしくて。あの時も本当に一生懸命応援してくれました。目を見張るものがありました。
当選できなかったことを悔しがって、2年後の県議選では「市長選の時は1週間しか手伝えなかったから、こんどは絶対に当選してもらう」といって、実に大車輪の活躍でした。本当にありがとう、優。
笑顔が見たい。大きな笑い声を聞きたい。会いたいよ優・・・。
12月には、もう1周忌が来てしまいます。(2017.10.29)

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