君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

大戸神社とセピア色の写真

2016年1月3日

【初詣の方々と】

20160101_大戸神社

大晦日から日付が変わる頃、大戸神社へ。大庭(おおば)市議とともに、参詣の方に挨拶するためです。

私は昨年からですが、大庭市議は、実に10回目となります。

色んな方が話し込んでいきます。「名前を変えたら」というのから「共産党が神社でやるのって受ける~」と盛り上がったのまで。

やはり印象的なのは、「戦争だけは絶対だめよ。ほかのことなら我慢したっていいけど、戦争だけはダメ」という、かみしめるような言葉でした。

今年は、安倍政権の国づくりを許さない闘い、まさに正念場です。

 

母とくらせば

【母と暮らせば】

午後は、まとまった時間をとれるのはこの日しかない!と「母と暮らせば」を観に行きました。

山田作品には優れたショットが多いと思います。情感が豊かで、一瞬の場面が多くのことを物語ります。

この映画にもありました。息子とその恋人の写真スタンドが、数秒映し出されます。詰襟とセーラー服の二人は、この時代ですから微妙な距離を保ってそっと微笑んでいます。それだけの写真ですが、私は涙があふれました。

互いにキラキラした感情を抱いていること、それぞれに沢山の可能性があったこと、この年代ならではの瑞々しい感受性が溢れていることを、私は感じ取ることができました。人生への賛歌が凝縮されているようでした。

でもこの二人の人生は、間もなく断ち切られます。1945年8月9日に。

この様に、人為的に断ち切られた人生がどれほど多くあったことでしょう。

人生の美しさを感じれば感じるほど、それを壊そうとするものとは闘わなければと思います。(2016.1.1)

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