君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

神奈フィルに勝った!

2015年12月6日

爽やかな日となりました!

横浜地裁判決の日、傍聴に並び、傍聴券も手に入れました。

裁判長が席につき、突然数字を語り始めました。ぼそぼそと聞き取りにくい声でした。

私は「多分期間と金額のように聞こえるから、賃金だろう。だとすると多分支払い命令。勝利かな?」ととっさに頭を巡らしていました。原告席を見ると後列の穂積弁護士が小さくガッツポーズ。これでやっと一安心。

人生がかかった判決。裁判官は、もっと明確に語る必要があります。原告の布施木さんさえ「最初良くわからなかった」と言っているくらいですから。

それからは外に飛び出し、喜びがはじけました。涙を流す人、抱き合う人、杉本さん・布施木さんを囲んで何度も何度もシャッターが切られました、私と大山県議は初めて持った「勝利判決」の垂れ幕とともにお二人と写真を撮らせていただきました!

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被告が「演奏技術が低い」「楽団の品位と名誉を汚した」などとして二人を解雇しようとしたことが、解雇権の乱用に当たると断罪され、解雇無効が認定されたわけです。

私は喜びとともに、怒りを覚えていました。「組合員であることを理由にこんなことが相変わらず行われている。しかも神奈川県が補助金を出し、知事が顧問、県民局長が評議員になっている団体(神奈川フィルハーモニー)でこんなことが行われている」と。

知事は、自らの組織でもある神奈川県労働委員会の判断にも従わず、二人に裁判まで余儀なくさせたこの団体に対して、良識と法令順守を求めるべきです。そして正常な楽団運営を取り戻し、音楽家が心おきなく演奏に打ち込める条件を整備すべきです。(2015.11.26)

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